睡眠と運動を行う時間

  • 寝る4-8時間前に行うと寝つきが良くなり、途中で目が覚めなくなる。
  • 寝る8時間以上前および寝る前4時間以下では効果は認められない。

良質な睡眠をとるためには運動は大切ですが、行う時間帯を気をつけなければいけません。

Chennaoui M, Arnal PJ, Sauvet F, Léger D. Sleep and exercise: a reciprocal issue? Sleep Med Rev. 2015 Apr;20:59-72. 

高齢者における10年後の入所率

高齢者の10年後の入所率は、身体活動の制限と認知機能の低下が重なると、3−5倍高くなる。

入所させないためには、身体機能か認知機能のどちらか、もしくは両方の機能を低下させないことが重要である。

von Bonsdorff M, Rantanen T, Laukkanen P, et al.: Mobility limitations and cognitive deficits as predictors of institutionalization among community-dwelling older people. Gerontology, 2006, 52: 359–365.

骨密度を維持するためには1日に何歩歩くと十分か?

体重が軽いと骨への負担がなくなるため、骨が弱くなる。

逆に体重が重くなると骨への負担が大きくなるため骨が強くなる。

したがって、骨密度を増やすためには、体重が軽い人は多い歩数、体重が重い人は少ない少ない歩数でよい。

高齢者にはきつい歩数ですね。

Boyer KA, Kiratli BJ, Andriacchi TP, Beaupre GS. Maintaining femoral bone density in adults: how many steps per day are enough? Osteoporos Int. 2011 Dec;22(12):2981-8.

世界では7秒に1人が認知症になっている。

世界では7秒に1人が認知症になっている。

それくらい多くの人が認知症なんですね!

Ferri CP, Prince M, Brayne C, Brodaty H, Fratiglioni L, Ganguli M, et al. Global prevalence of dementia: a Delphi consensus study. Lancet 2005;366(9503): 2112–7. 

ゴッホはメニエール病だった!

綺麗なひまわりの絵ですが・・・

次の年はこんなにぐるぐるの絵です。

最終的には自分の耳を切り落としてしまいました。

Arenberg, I. K. (1990). Van Gogh Had Meniere’s Disease and Not Epilepsy. JAMA: The Journal of the American Medical Association, 264(4), 491.

全身の振動は腸内細菌を元気にさせる!

過去の研究より、全身の振動は抗炎症に働くことが知られていた。この論文は腸内細菌に焦点を当てた研究。

全身の振動が腸内細菌の状態を変化させ、それらが抗炎症性に働くことがわかった。

意外と昔の機械は本当だったかもしれません。

ようやく科学が追いついたみたいな話、多いですよね。

Yu JC, Hale VL, Khodadadi H, Baban B. Whole Body Vibration-Induced Omental Macrophage Polarization and Fecal Microbiome Modification in a Murine Model. Int J Mol Sci. 2019 Jun 26;20(13). 

ホットヨガの効果と副作用

157人からのアンケート

効果

柔軟性向上(63%)、気分の向上(53%)、フィトネス向上(43%)、スタミナの向上(42%)

副作用

めまい(60%)、ふらつき(61%)、吐き気(35%)、脱水(34%)

作用と副作用はどんなものにも存在します。

良薬口に苦し!

Mace C, Eggleston B. Self-Reported Benefits and Adverse Outcomes of Hot Yoga Participation. Int J Yoga Therap. 2016 Aug 15.