正常の腸内細菌を有しているマウスの腸管グリアは、絨毛内にグリア細胞の突起を伸ばしている。
一方、無菌マウスの腸管グリアは絨毛内にグリア細胞の突起が伸びていない。
再び、無菌マウスに腸内細菌を戻してやると、絨毛内にグリア細胞の突起が伸びてくる。
また、抗生剤で腸内細菌を死滅させると、グリア細胞の突起が少なくなる。
この結果から、腸内細菌は腸管のグリア細胞に影響を与えていることがわかった。
腸管内のグリア細胞は腸内において様々な機能(腸のバリアなど)を果たしていることが分かっている。
腸管にはグリア細胞以外に神経細胞も存在する。神経についてもグリア細胞と同様に様々な機能を果たしている。しかし、ここでは神経についてはほとんど触れらていない。
神経はどうなっているのでしょう?
実験を組み立て中です。
Kabouridis PS, Lasrado R, McCallum S, Chng SH, Snippert HJ, Clevers H, Pettersson S, Pachnis V. Microbiota controls the homeostasis of glial cells in the gut lamina propria. Neuron. 2015 Jan 21;85(2):289-95.
投稿者: ForestbookH
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今までは得た知識を独り占めして(使い方がわからなかった。)、ただ自分の中に溜め込み、無駄にしていたことが多かった。しかし、最近ではそれらの知識を有効活用しようと思い、外の世界に発信しようと考えています。また、発信することにより、皆様の意見を得る機会が増え、少しでも多くのことを共有しさらに学びを深めたいと思っております。
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